サファイア・マン《かけがいのない男編》〔162〕赤ちゃんを抱っこしているから玉運ぶのも店員が全部してくれて超ラッキー♪と思いますがもっとハードな状況ならどうなるかを知りたくて今度は次の日曜日、次男をおんぶしてベビーカーには次女を乗せて行くのです。終了台の解放時を狙えば上手くセッティング出来る。店側はすっとんきょうな顔をしつつもようちゃんにクジを引かせます。またぞろ目ですよ~~おめでとうございます!!まだ台に座ってもいないのに興奮の瑠堝に巻き込まれます。二男はしかしオンブ紐の中でじっとなどしていません。光る銀玉に魅了されてとうとうこの息子を抱っこしなければならなくなって、次女はひとまずベビーカーに置き家の固定電話に店から電話を掛けてシゲルちゃんを呼ぶことにするのです。店員はようちゃんの持っているツキに戦々恐々で、それでも上の娘に優しく話し掛けたりしています。シゲルちゃんはスグサマ来てくれて台を継投してくれます。俺が二人を家に連れて帰るから最後まで頑張ってくれ!!勝機を逃すんじゃないぞ?って。アレ??こんな人物だったけ?ようちゃんは彼が解らなくなってしまうのです。