アクアマリン・マン《真春と真秋の間編》〔1〕俺はこの章を分割された時に、まず手作りのお米の美味しさを伝えたい!!とそう思ったしこれを親父と一緒に、近隣の小学校や町民に配るときに幼心にもこう思った。皆の受け止め方の違いだ。小学校は公共だから喜ばない?それどころか、どこの田園?って皆が訊いてきて、俺はしわくちゃになった。来ているTシャツを引っ張られた挙句考えたのは、みんなが弱いのは実際に作った人がじかに届けている・・・という結びの驚愕だろう。俺は親父が亡くなった時に、無職で相当税金が来ることを知っていたので苦悶した。しかし俺はこうしてバーチャル田園をパソコンで開業したことで、いきなり名案が浮かぶのだ。借金してまで支払った税金だったが、絶対に家のどこかかに秘密はあって、作農小屋か・・・。俺は借金をゼロにするために、夢療法本の類まで購入して親父が何かを残しているはずだとしゃかりきになった。習いごと?俺は咄嗟に第六勘が悲鳴を上げたことに呼応する。親父は剣道の武具の中に唯一のものを残しているのでは?と。