脇田大佐はようやく霜月がどこで沈んだか・・・そこを湾の名前で突き止めた孫の存在を頼もしく思い興奮する。やはり、待っていて良かったな・・・。きっと湾の名前を使って俳句にしてくれる。そもそも今日は脇田大佐の俳句の火曜日。詠んでいるのは脇田大佐の生まれ変わりであるゴリラのようちゃんだ。ほなあ大佐、喜一郎定食お願いします。夕染めし 海の旋律 オルモック☆オルモック湾近海で沈んだ霜月だけど、きっとそれは、悲劇の国運だったのだろう。事実上、戦える艦船などすでに海軍にはなかったのに、また海へ出なければならない苦悩も見え隠れする、戦慄が架かる☆