イエローダイヤ・マン《標榜編》〔363〕俺もどうしても、第一投目のブログを見てしまうし、ピーパー・ウーマンに影響を受け始めている。この兆候は無理強いで消し去るのではなく、上手く便乗した方がいいように思えてならない。何しろ、この作者は、二十代開業の商売通でしかも磁場域にも詳しくて、パワースポットを体内のどこかに有しているといきなり豪語をした。俺もそういうことをのたまってみたいが、エレベーターのボタンを押しても一回もビリビリっと来たことはなく、この作者は会ったことは一度あるが、まず握手したとき、この鈍感な俺にさえ、電流が走った。ファイブブログに選ばれるということは並大抵のことではないのに、ナチュラリックなのだ。そして物腰が柔らかくて俺は一回で魅了されてしまう・・・。三十六歳だった。俺よりも、四歳上で、学歴を普通は最初見てしまうが、彼女の場合は違っていた。美貌があるのだ。その華奢な骨格で大好きなキャラを話してくれたとき、俺は背筋にス~~っと風が吹いたのを思ったのだ。ジェームズ・カーンの息子さんが出ているアメリカのテレビ番組のファンなんです!!俺が面食らったのもわかるだろう。