サファイア・マン《緻密な男編》〔158〕布団叩きして、しっかり太陽空気の充満したふかふか布団に一緒に寝るのならまだ、話はわかりますがようちゃんは新婚一か月で長生きしたいから・・・って主寝室を追い出されています、いびきがうるさくて、これまでで最大級だというのです。仕事をして欲しかったら同じ部屋で寝ることは避けたいと言われその指示に従っていたのです。それもあって、召使結婚を思い浮かべます。自分のことを彼は召使だと思ってはいまいか?ようちゃんは二男が生まれた年の次の新年、大々的に正月をスルーして、天神センターホテルにツインを取って子供たち全員で宿泊します。いきなり予約でしたが快く受け容れてもらいこのホテルの大ファンになります。彼には何も用意しません。自分で西鉄ストアにでも買いに行けば?ってクールに捉えていたのです。二男が生まれて九か月経ってもまだ、優柔不断な態度で銀行に家族の届け出をしない。その姿こそどこから見ても茶番でお灸を据えることが第一!!それともうひとつあったのです。