イエローダイヤ・マン《標榜編》〔323〕今日はホセ・フェルナンデスの命日で俺の心にも彼の天真爛漫の笑顔が微笑み掛けてくる。今のマーリンズの変貌を見たら彼はなんと言うだろう。デレク・ジーター氏が進める改革を彼は見守ってくれているのだろう。今年はスタントンが大輪のホームランの花を咲かせ惜しくもポストシーズンは逃したもののそれなりの成長を遂げていったこと。ホセ・フェルナンデス投手があれほど尊敬したイチロー選手が代打として素晴らしい記録をものにしたこと、そして誰もが球団の今後を心配したけれど、ジーター氏のグループが獲得したことで、これからの改革も前進も見える状態になった!!と。ジーター氏はまだ若い。どれくらい新プランを頭に抱えているかそこを思えば、今ある選手達の未来も明るい。彼にあるのは旧態依存からの脱却だろうし、欲しい選手のヘッドハンティングだろう。今ある選手だけでも見劣りはしないがまだまだ思うところは山程あるに違いない。俺は未完の大器と呼ばれたフェルナンデス投手の最も秀でる一面として勝気〔カチキ〕を挙げたいのだ。どんなホームランバッターが目の前に来ても彼は自身よりも格下に見た・・・。この勝気がもしも俺にあればこれからのし上がることも可能になるのだ。