イエローダイヤ・マン《標榜編》〔305〕俺は昨夕恐る恐る千円をチャージする。そして注文する。まだ・・・しみうまは注文出来ない。ちゃんと器機を操作出来ないと話にならない。それでいつものドラミと高菜にする。本当にチャージが出来てしかも印字出来た紙が出てくれば問題ないし、それを喉から手が出て来るほどに待っていたことは想像してくれ。おばちゃんはやった!!と叫び俺もそれが出来た・・・・とほとほと喜び、紙を見る。渡してくれた紙には、ゲンキンになっているのだ。おばちゃんはもういない。喜び勇んで俺の弁当作りに余念がない。可哀想だがおばちゃんを厨房から呼ぶ。他に顧客がいなかったからだ。コレ、ゲンキンで買ったようになっているけど・・・そうですかあ~って全然元気なのだ。これ、チャージになってないとこれからが困るんだけど・・・そうですか~今・・・弁当作ってるんでまた~・・・俺ははぐらかされて怒ることも出来ず、少ないのかもしれないな・・・とふと思う。折り畳み携帯を持っている人間自体が少なくて、教育が行き届かない?って。俺はこの店でチャージをすることは当分しないで置こうって決める。そしてゲンキンでもポイントは付くには付く。そこら辺で自分の希望を鞘に納めておいた方がいいかもなって。