イエローダイヤ・マン《標榜編》〔298〕俺が昨日、講演を聴きにいって中高年を余りに重視したりは危険だし、参考に出来ないことを思わず感じ緊急体制に入ったことを知る。危機意識だ。この国の中高年やその先の初老を過信することが危機を倍増させることを説いた人物が居てその辺を詳しく論破された項目で俺は覚醒する。自分がいかに人様にボールを投げてもダメだった訳も解明する。この国の今の年金受給世代は終身雇用の時代を我慢しながら生き抜いた人々で持っている生活信条もそこに裏打ちされていて一筋縄で壊れるものではない。そして興味深いのがこの初老の人々は幾つもメガネケースを持っていても決してそのケースのどれが一番見えるメガネかを答えられず、指南を仰いでいるととんでもない事態に追い込まれて、しかもメガネケースは中身が全部カラッポの可能性も高くてそれなら彼らはどういうメガネを掛けて後半の人生を生きているのか?そこは各人ぼちぼちでんな・・・というものだった。職場で一世を風靡し名を馳せた名君も家に帰ればただの人・・・ならば俺達はどうすればいいのか?人生は後半戦が面白い方がいいに決っている。