イエローダイヤ・マン《標榜編》〔296〕誰もが持っていて普段は話さない拘りや秘密があって、そこまで話すのが親友と言う特別区域だろう。俗にいう遊泳可能区域。そこではざっくばらんに俺は自分のことを話すしむろん、弱点も吐露する。このイエローダイヤマンのコーナーでは俺の部屋の中まで見せてみんなと親睦を図っている極上の構図になる。俺の拘りは特のりタル。この六文字が俺をいざなった世界は大きかった。のり弁とは全然違うワンランク上を感じさせたタルタルのコ袋は俺を弁当王者へと這い上がらせるキッカケを掴ませたし、王者になるのは経営陣になることだけを指してはいないのだ。そこに気が付くか否かは甚大で、その部門では他の追随を許さない!!そういった別エリアからの登場も、登頂も当然視野内に置けなければこの流通社会を淘汰され、逆に淘汰をしていく力は持ち得ない。なぜなら消費者の位置をおざなりにしてはこの業界では主軸を失うこととあいなるからだ。トクノリタルの六文字は俺にとっての南無阿弥陀仏。しかるに六文字で自分を遡上させる人生の言葉を、おのおのまず見つけることがニッポンチャチャチャに繋がることは間違いない。