サファイア・マン《かけがいのない男編》〔146〕当時の西鉄高架の下の町並みを思い出すとキャロルはおもに四つの場所に徒歩で買い物に出掛けているのです。ユニード大橋はマンション出て右にまっすぐ。そして西鉄大橋ストアがまっすぐいった後右折。高架を辿りつつ西口へ到着。そしてもうひとつはすぐ横断歩道を渡って奥まった場所にスーパーがあってその名前を思い出せずいたんですがストリートビューのお蔭で復元!!ダイキョーストアだったんです。そして唯一マンション出て左へ行きバス通りの横断歩道を渡った場所のコンビニ!!ここへもしょっちゅう行きます。日常品を買うことが視野内ですが同時にコンビニについてを調べていたというのもあって、コンビニに置いてない商品についてを自分で網羅していたのです。例えば缶きりもあって、蝋燭もあって、古本整理用のヒモもあって、当時から思っていたのは二十四時間開けてなおかつすべての商品を置いているヨロズ志向に実は参っていたのです。ここで学ぶことの大きさは筆舌に尽くし難くて三十年前でしたが、やがて町中をコンビニが陣取ることを予想していたのです。みんなは安いことがす・べ・てだと思っていませんか?高いことを倫理として飲み込める世代もあるのです。当店限定などがそれに該当します♪