イエローダイヤ・マン《標榜編》〔272〕こんなにほっともっとに通い詰めながらなんと、まだ食べてもいないビフテキコンボで周辺探査がまず先だ!!とばかり昨日も伺っていた。するとやはり電話が掛かってくる。チャキチャキの女性が応対していてそれが面白い構図になっている。相手の顧客が何を言っているか質問しているか全部わかる。なんと顧客は電話口で、ビフテキコンボのおかずだけ貰えないのか??と盛んにアクションを掛けているようで、ちゃきちゃき女性はそれは出来ません・・・と攻防、俺にも最初は何がなんだかわからなかったものの女性の丁寧な説明でようやく納得する。確かにこのコンボにはご飯が見えなくて俺自身それについて深く探求もしないでいたが、ご飯の上にステーキや目玉焼きが乗っかっているのだ。しかもコーンも色鮮やかでイエローを醸しだしている。今生はやっぱりイエローだろう!!と俺も思うし確信がある。自信というより松坂が言ったように確信なのだ。ようやく電話を切り終えて彼女がふと見るとオーダーを獲って欲しい顧客がイマカイマカと並んでいる。ご飯は合体しているから分断は無理か・・・俺が経営者なら!?と即思った。顧客の注文にはすべて叶えうる企業でなければ池ないからだ。〔サンシャインが架かる〕