イエローダイヤ・マン《標榜編》〔270〕ネイマールの移籍金額がはんぱなくデカくて俺は金銭感覚というものが自分の中で一旦消え去ったのを確認する。こ・れ・は・・・デカ過ぎるというか、今後に多少疑義をもたらすくらいの額面で俺たちよりも七歳下の彼の身体能力の凄さもさることながらこういうのがサッカー界のユメ固定なら当然若者を引っ張る根源にはなる。ネイマールの両手両足体全体にどれくらいの保険が掛かっている?これくらいの金額を動かす政治家をこの国から輩出したいものだ。それは地球全体を真実の平和に導くコンセプションを説く人物。俺ではない。俺はこういう経済分野には強いがダメなのは感性。女性の気持ちすら読めない。せっかく結婚相談所で第一難関を突破した女性に二回目のデートで告白し振られる。彼女はこうだった。結婚と言う形態に全く理想を感じない!!という内容でびびってしまった。結婚という形態??俺は一晩泣き明かし翌日ケロっとして出社したら俺の失恋が社のみんなの手元に出回っていた。ま、まさか・・・振られてよろよろしながら川縁を歩いて帰る姿や公園でブランコに乗って泣きながらツモローを歌っているところを激写されていたのだ。俺は悪意とは取らなかった。現代の女子たちが闊達でアウトローなだけなのだ。