サファイア・マン《かけがいのない男編》〔145〕朝、新聞を持ってトイレに入ったら十分近く出てこない、これはコマッタちゃんだし、なんでこう人様の迷惑を考えないんだろ?って思う。しかし注意が出来ないのだ。これくらい我慢してあげようかな、だって世帯主だもん、しかも家の大黒柱!!とは思うものの子供達は我慢出来ません。キャロルは学校へいく準備を先にしなさい!!といって我慢させようとしても絶対無理な様子を汲み取って、それならシャワーを浴びて、出しちゃいなさい!!ってお風呂場に入れます。自分が結婚前には想定すらしなかった場面に出食わしてしかも相手は平気なのです。お願い!出てくれない?なんて言えるはずもなくそれは連れ子をして結婚していることも影響していたのです。自分の子供なら譲るわけ?いいえ、そうではなく彼なら自分の子であってもそこまでの配慮なかったでしょう。どうしたものかを学校に子供達が行った後に自己問答します。彼には独身時代に築いた生活リズムがあって、それは他者とバランスを取りつつ歩むといった相互関係察知には非常に弱くて、今後の対策が急がれたのです。なぜ、新聞を持ってトイレにいき十分は出てこない?彼の癖や人間性の解決には、この時にドンピシャ注意するべきではあったのです。