イエローダイヤ・マン《標榜編》〔265〕俺の全人格がガタガタと音をたてて崩れていったその経緯は話せばみんなもわかってくれるだろう。動物番組を観ていたときだ。プリンちゃんというチンパンジーがクッションを明示されると数分後それを採ってくる。どんなに距離を離して行こうともプリンちゃんがそれ!!と決められたらそれを守る姿勢に俺は参る。一歳と十ヶ月というがこれが恐らく人間の子供ならどうだろう?決して無理ではないかもしれないが、プリンちゃんのように上手く出来ないかも?っていう怖れや懐疑はある。俺はまだ、この位の幼児がどれくらい脳が発達しているかを理解出来ない位置にいるが、言葉でいって明示したわけではないのだ。これだよ!と最初に見せるだけ・・・。部屋にはいろんなモノがあってそれを見つける苦労もある。チンパンジーにはもしや??人間を超える何かを持っているのか?という発議が俺の中で生まれたまま消えてない。ニッポンのみならずこれは先進国世界中で言えることではないのか?人間の脳の劣化だ。忖度をし過ぎて偉い人の子供が被害に遭えばすぐさま犯人を見つける警察だが、どうだろう。一般市民、名もない人が傷害事件にあってもすぐさま・・・とはいかない。こういった温度差はこれから各国の最優先課題になっていくだろう。