俺の結婚は、かどわかされた・・・といっても過言ではなく最初の出会いで彼女いわく、キャロルは俺の席の横に座りまず俺のネクタイを誉める。定番だ。ホステスならまず相手の持ち物の何かを誉めて近付く。俺はネクタイを誉めてもらえて嬉しかったが・・・しかし俺と同伴した部下の方によりキュートな女子が座ったことで、面白くないと強く思う。俺よりも仕事の出来ないしかも格下の男子の方に可愛い売れっ子が座ったことが人生を変えた・・・。しかし今は後悔をしていない。あいつで佳かったと出会いを満足している。大富豪の弟がダイソーの商品のメガネを、使ってみたら?って手渡して来たことが俺の気持ちを大転換した。しかも岩崎チェーンの理髪店に安い時間に合わせて通っていることも一緒だったのだ。俺は弟より金持ちになることは出来ないが、その弟が清貧路線を生きていることにカツを貰ったのだ。デルスカイしておこう。大富豪でさえ岩崎だ!!