イエローダイヤ・マン《標榜編》〔254〕珍しいことだ・・・。俺の前に並んだ青年がアスレタのTシャツを着ているのだ。このメーカーが気になって仕方なくなりどこで売ってあるかを調べたばかり。しかもATHの下にそれぞれ星が三つ付いてカッコイイ。まじで俺もアスレタのTシャツが欲しくなりオークションでもいいからか買いたい気持ちになってくる。こんな田舎のほっともっとで、アスレタのTシャツを着ている青年を見つけたことがかなりハッピーだった。彼は何者なのだろう。俺でさえまだ、未購入のTシャツをちゃっかり着こなして、チキン南蛮弁当のおかずだけを注文して待っている・・・。この遭遇がめちゃめちゃわからないし七月の奇遇なのだ。俺はこのアスレタを忘れた。。。といっていつも頭の中で消失してしまい、ようやく数日して思い出すという顛末だったが、ある日、忘れた!!っていつも消えかかってしまっていた理由も自明になったのだ。アスレタとワスレタが似て非なるものではなかったという深層。俺の中でサッカーが今相当に芽吹いていて、メッシやネイマールのいるチームを応援する楽天の発表もそれに拍車を掛けた。サッカーが面白くなった背景にはやはりこれが時間にくみされるスポーツだからで、そうではなく時間がたっぷりある大リーグにはない鬩ぎは存在する。