いつも投手は仲間の守備か、もしくは自分の投球に裏切られる。モンゴメリはラミレスの十四号を浴びて意気消沈、それと同じサンチェスの十四号にポメランツは引き摺り下ろされ、チャップマンは仲間の守備にも裏切られる。そうやって見ていくと野球自体が非常に連帯意識の強い競技だと決着する。誰かがミスをして自分の気力も同時に萎え、そして・・・やがてフォアボール坊やが顔を出す。こういった負の連鎖に巻き込まれないためにどうすればいいかを、野球は教えてくれる。自分の投球の質を上げて、守備に頼まないでもいい位の抑え方を研究する、そこに尽きる。もしも野球が個人の力を争うのみなら誰も見ないし喜ばない。完璧に近い投球をしてもそこで揚げ足をとってしまう浅はかな仲間がいるから余計に面白いのだ。無責任のようだが、そういったドラマに我々は時間と言う資金を投入しているのではなかろうか。デルスカイしておこう!!勝利投手はクルクル動く!!