ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔9〕まず参加のために少しだけ触れて置きたいことがあるんですがいいでしょうか。六つあります!!ちょっと待ってください、メモを採ります。いいえ、それには及びません。そんなことをやってたら貴女のお里が知れますよ?ええ?どういうことでしょうか?この会議に出るためには正会員の指名一枚が要るんです。貴女を指名する為に私はすでに金銭を支払っている・・・。そ、そうだったんですか?市井で素晴らしい人材をすでに見つけているのなら貴女にも三ヶ月後に指名枠が与えられてその人物が頭角を現したときに貴女には半分のシェア金銭が与えられる。それは美味ですが、問題はないんですか?ええ、例えばどういう?その私が指名した人物がこの会議では発言せずに他で新商品を発表したときです・・・。あ、あなたは只者ではないな、しかも物事に拘るあまりケチが付いてしまうタイプかもしれない・・・いいです!私が半年間、議理親として貴女を静観する席にいましょう。これも指名者には選定枠あって新人が無茶や掟破りをしないために親が必ず責任を取るシステムにしてあるんです。そうだったんですね、その制度を聴いて安心しました。はっはっは、安心と安全は微妙に違いますからな。ほほほ・・里子にも笑顔が舞い戻って来るのです。