サファイア・マン《面白い男編》〔141〕今度良かったら私の娘のバースデイ会に来てもらえませんか?キャロルはドギモを抜かれます。そ、そんな・・来てもいいんですか?ええ!!私は意気投合出来たように思うんです。ええ?最初は大丈夫かなあっていう気持ちでしたが、なんか一緒にいると勇気を貰えて私自身勉強になるんです。ええ?そこまで言われると何か恥ずかしい!!お世辞だと思ってるでしょう?ええ、私なんか誉められることは滅多にないんですもん・・・。それがきっとあなたの魅力なんです、一緒に時間を紡いでいないとわかってはこない個性。ありがとう!!初めてそんな風な評価を受けたわ!!私の家はエレベーターもないような古い団地ですが、きっと喜んで貰えると思うんです。お子さんは小学校三年生と一年生ですよね?ええ!!私のとこが小学校二年と年長さん、きっと子供達も喜ぶわ~~・・・でも小学校のクラスメイトさんなんかが誕生パーティにはふさわしいんじゃない?いいえ、それは偏見ですよ・・・私が呼びたい人を呼ぶ方が子供たちも喜ぶんです!!へええ、あなたって主婦の天才かもね?いいえ、ただのへそ曲がりですよ、クラスメイトのお母さんに友達いないし~わ、わかったわ、でも私、足がないのよね~任せてください!!クルマにだけはお金を掛けているんです!!