イエローダイヤ・マン《標榜編》〔233〕アストロズの青木が厳しい試練に立ち向かっていて、その姿を観るときに大リーグの如何ともしがたいレベルの高さを垣間見る思いだし、彼のこれまでの大リーグでの総合打率が二割八部を超えていることに驚きを禁じ得ない。彼はブルワーズ、ロイヤルズ、ジャイアンツ、マリナーズ、そしてアストロズに在籍で、この中で、ブルワーズだけが二年とある。いつも常に注目されるチームに居れたことはエージェントが優れる証明でもあろう。怪我や災難は想定済みでなければ、大リーグ選手の生活圏は回らないし、今もっとも優勝に近いといわれるアストロズでプレイ出来る幸せはこの上ないと思う。優勝すればあのリングが全選手に授与されるし、恐らく間違いなく優勝カップはアストロズに渡るだろう。この何日間のプレイを見てそう思った。一回でスプリンガーがソロホームランを打てばだいたいその試合は勝ってきた。このジンクスに四回までに・・・を付け加えたい。四回でスプリンガーがソロを打ってやはり快勝したからだ。この選手だけは俺にとって未解決域だ。あんなに足が速そうでまだ、盗塁がない。これはいかなるサインなのか・・・どう理解すればいい?じっくりこれから研究してみたいのだ。