ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔6〕いやいやいやあ、貴女でしたか・・・オーナーはマレを見てニコニコと会釈します。この業界でトップになろうとしても絶対になれないな・・とマレはパソコンの技術に堪能ではない自分をまず打ち明け、オーナーに業界のカラクリを訊こうとするのですが、彼が言うのが業界は今どことも繋がっているとそう言うのです。パソコンの技術は関係なく、そこを宿としてくるユーザーを掴むか?それともそこをゲームランドとして来るユーザーを掴むか、まずそこで分かれるというのです。彼の考案ブースには個室が多くその多くは宿泊用、以前とは打って変わって、天井を見えない化にしたのです。横の部屋の人が少しジャンプしたら見えていた構造を変えて、そのものズバリ個室をコックピット形式に変えたというのです。そこではすべてのモノが業界と通じていてパソコン自体が答えるシステムになっていたのです。例えば情報です。自分がもしも苺のパンケーキが食したい!とします。すぐさまそれは出前できますし、チャンポンにしてもレイシャブにしても同位。出前部を作ったことがヒットのガンポンで今すぐ食べたいがあって、中々難しかった第一の要望をクリアしたのです。次は眠り・・・。この部屋で眠るには屋根裏がそれぞれついていてよじ登れば良かったのです。