イエローダイヤ・マン《標榜編》〔221〕昨夕はほっともっとのおばちゃんからしっかり教え込まれる。俺はいつもタニタの弁当!!と頼むからそのたび、現場を混乱させていたようで、正確には二十品目の彩り弁当・・・。なぜタニタだと思い込んでいたか?っていうと自分の中での記憶が鮮明だったことによる。おばちゃんと中年女性の違いは、前者は男に近くて後者は女性としての美を残しているという異なり。俺はしかしおばちゃんの方が好き。気持ちスカっとして意地悪にされても許せる。美貌の中年は怖い。何に化けるかわからないし、よんどころのない恐怖に襲われる。俺は年の差愛にのめり込んだ経緯があるからこそ、こうして年魔の女性の震撼度に敏感だが、もしもそういった経験がない男性なら、一生何も知らずに過ごす可能性は高い。女性は年をとるごとに敏感になっていく。それは精神的培養度の部位で、自然に身に付けるのだろう。友人達がもしも躍起になって止めなかったら、俺はまだ恋の渦中にいた。それゆえに苦々しいのだ。薄っぺらな友人達だったし、まともであるということは堅物よりも劣性だということが今ひしひしとわかる。・よ・余命何ヶ月をメディアに宣告される現場にはなるな!!