ピーパー・ウーマン《ジュエリー・ボックス編》〔4〕どういう関わり方を他の業種としていくか、大事ではあるものの、基本はあって、それが高水準時間、居心地レベル、ネゴロ感、フードサービスにあって、なぜ、ドラモリにリピート力がしっかり根付いていいるかを吟味していくとドラモリは古き良き時代のものを上手くセットアップさせている点で頷けるのです。黄色い補助券十枚で一回福引にチャレンジさせていて、それも月末あたりに集中させてイベントをやっているのです。同じ黄色でも一枚で補助券五枚分のものもあって比較美味感があります。自分の商売にも生かせる感じがしていて、普通なら最初の一時間をセット料金にして延長料金を稼ぐ処を、最初の一時間を破格の底値にして居心地体験を味わってもらおうとしたのです。最初の一時間で満喫出来たら、そのあとの延長料金で元を取ろうとの算段ですが、それを次のようにしたのです。一時間滞在あれば二時間無料券を出すのです。相当に赤字幅は広がりそうですが、マレは時間を潰さなければならない人間の苦しみが嫌と言うほどわかるのです。今の監視社会で、人に見られず一時間を過ごすこと自体困難を極め、もしも無料券であってもそれを利用し始めた人々が次、何を目的にマレのお昼寝バンケットを訪れてくれるのか?すかさず暗算出来たのです。