イエローダイヤ・マン《標榜編》〔200〕この数式問題を解ける人間が世界にもしも一億いるとしたら自分枠での設問を果たして何人解けるだろう・・・。俺をことさら発奮させるものはかつてはこの国に於いては最高照準に違いないとそう推測してきたがどうも様相が展開が変わってきたと審議するのだ。俺たちの価値感に勝ちを加味する必要がなくなってそれはなぜなのか?というと競争の倫理が働くことのない異次元での勝負にもちこたえられるようなバックボーンにいて、何もかも宇宙の原理で進んでいるような錯覚にいる。例えば飯・・・これは以前なら体が常時欲するものだった。しかしいつの間にか、それが肉に代わった。肉を食いたい若者というターゲットに加味してもっと違うターゲットを捉えた。それが老人宅や子供達への宅配牛丼だった。俺がその牛丼やと知り合いになったときに彼が違うものを配達していたことも懐かしい。彼は豆腐やで、月曜日この地区を回ってきていたのだ。いきなりなにゆえ牛丼や?と最初は違和感もあったが、それもやがては払拭される。どんな生き方をしていても銭が回っていればいいのだ。むしろ体制ばかりを整えて銭が不穏な動きをしている方があやしいのだ・・・。・ち・として血はルビーより濃油いを挙げとこう。