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この家の作法は?とか家風は?と尋ねられたときが最も俺がうろたえる時で、子供達はそれぞれ大きくなってことなきを得たが、その過程を話すとき、俺は背筋が寒くなる。一回もあいつは俺の言うことを聴いたことがないのだ。そういう状況下にあっても全員無事だったこと、それ自体、神のご加護かもしれない・・・そしてここまで来たことを、俺なりにジャッジする。苦しみに喘ぐ人々に必要なことはじたばたせずに物事に果敢に順応していくことが大事だということで、働くことをあいつが放棄したように見えて実はモノをしたためることに於いては一回もリタイアしてはいないこと・・・、この辺だろう。俺は全くあいつを評価はしていない。それは専業主婦として・・・。主婦が旦那からもらえるお金はちゃんと家事をこなしての功労金で、ほぼ手抜きでは俺は一円も渡したくはない方だ。本心ではそうだった。あいつのやり方が万人向けではないことも了承済みで、この一件を捉えないといけないし物事の真底を知らないといけない。これは運命決定論の手引きを知らない俺たちにとっては過酷過ぎる設定で、最初からあいつ有利になっている。これこそが神のシナリオだろうか。デルスカイしておこう。待ってて得意になれる人間は限られる・・・徳井バージョンだ。