イエローダイヤ・マン《標榜編》〔185〕ほとんどの人々の頭にあるのは自分がどういう動きをしても世の中なんかちっとも変わらないんだ・・・とする率直な諦めの思いで、それは民主主義のコンポンにも実に関わっている。個人主義の台頭だ。この時点で個人の枠組みは一挙に膨れ上がり、なぜそういう論議になるか?というと個人が出来ることがあの頃に比べて凡そ、五倍になったと俺は推定する。そしてこれら躍進の影にどうにか忍び込んでいたい公務員で、その為には基礎を改めないといけない。これまでの流儀では世界競争には関与も出来ない。ハイテクやハソサエティでは乗り越えられない国家標榜人格の壁が圧し掛かるからだ。ええ?それってあなただけの考えでしょ?といぶかっていい。今のうちはそうだがきっと公務員がどれだけ脱皮出切るかで、国家間難儀をクリア出来る確率は数倍にも跳ね上がると俺は見ている。言葉の図式をまず転換しないといけない。ございまして・・・なども余計な言い回しで、俺たちの会社では私どもと致しましては・・・などは死語だ。当社考えを手短に述べます!!これでいいのだ。グダグダ言い訳がましい言動を避けるのだ。い・・・として公務員ガイダンスはこう手引きする。意に添えない相手こそがパートナー。自分達の凝り固まった図式や規範を吟味することでことなきを得る、そこが得策になる。