読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

エメラルド・ウーマン《深窓の令嬢ダブリュー編》〔25〕里子には怖い記憶もまだ、消えずにあって、それがはとこで、幼馴染の突然の豹変で、お互いの家が近い場所で遊んでいて、ヤギも放牧しているような広場、しかし雑草だらけなのです。井戸があって、そこを見下ろすと何だか涼しい気持ちになれるよ?っていうので、覗き込んでいるときです。急に縄から離れたヤギが自分の傍に来ていてびっくりする・・・。なぜ、彼女がいなくなったかはわかりません。四つは考えられます。脅かそうとしていなくなった、井戸をもっと脅威にしたかった、ヤギを放たれ彼女も怖くなっていなくなった、そして家へおしっこをしに帰った。しかし待てよ・・・と思います。ヤギを放ったのが彼女かも?っていう推量がなぜ、起きなかったが疑問符として浮上したのです。自分よりも四つ上の彼女、縄から放つくらいは容易なことで、そこまで考えるとシビアになったのです。ヤギ怖いの?っていつも言われていたからです。気が付くと彼女は遠い所で高笑いしているのです。ヤギは友達なのよ?なんで怖がるの?って。里子はそれから対人関係を上手く構築出来なくなってしまうのです。しかしいいことも得ました。絶えず、井戸を見下ろせるクールな己を担保したのです。