イエローダイヤ・マン《標榜編》〔167〕俺がほっともっとでよく購入する商品が二十品目のタニタの弁当でそれを食っていれば健康なんだとどこかで安心する。そういう自分が好きで、なんらかの体制に組み込まれているな?って感じ、その健康徴兵制的なタニタの三文字が俺を包括しなお助長する。見ているうちにも購入してしまうのだ。一キロ650円金芽米・・・。俺はさっそく家に帰って焚いてみる。なんという美味しいさだろう。お米の幸せが俺の幸せだと思えてへたり込んでしまう。一切の出世欲がどうでもよくなってきて、俺がこの金芽米にぞっこんになったのもその前々日不思議な事件があって、同じ時間に購入したふたつの弁当が賞味期限が、一時間違っていて疑問に思い電話したこと。一日置いて店長から電話があった。自分達のミスだった・・・以前から気になっていたことで、ご指摘ありがとうございます!!との返答。俺はすかさず質問する。作り置き商品も実際あるんですか?はい、あります、ハンバーグなどはレトルトで注文があって温めている!!と教えてくれる。それを知りたかったのだ。どうもハンバーグの味が俺は気になって仕方なかった。このお味が改善されればここはもっと伸びる!!って。しかし異な事をいうわね?って母はメールで言ってくる。ここのデミはいい味出しているわよ~って。俺はともかく、みんなの意見を掘り下げたくなってしまうのだ。