イエローダイヤ・マン《標榜編》〔163〕バカと言う言葉は決して相手を馬鹿にしていうときのみに使用ではなく俺はバカに尊厳を感じてやまないそういう素地を構築している。馬鹿といえばすぐに差別だ!!という奴こそネジが一本欠如だし俺も、自分が馬鹿じゃないの?ってその場にへたり込んだ瞬間が何回あるのか・・・その行状は話すのも恥ずかしいがメリットもあるから話していたい。俺は生まれつき紅顔の美少年で姉と替わってたらいいのに・・・とずっとずっと言われてきたが生来のアワテンボであることをそれゆえにみんなが知らなかった。トリックだと思う。俺の顔がレナード・ホワイティング仕込だとしてもそれにうかうか乗っていてはいけないのに、人様は俺をいいように取る。いい具合に誤解してくれて今がある。例えばオレは駐車場で人様の番号を押して精算することがよくあって若い頃は酷かった。誰も人様の駐車料金を払う馬鹿はいないのだが、俺はあるとき、真反対の経験に遭遇する。3時間止めたはずなのに、安いのだ。一時間分も取られてない。は、は~~ん。俺にはその時に直感があって、俺と同レベルのおっちょこちょいがいて、ご丁寧にも俺のパーキング料を精算しちゃってたか・・・ハハハと思いつつ、俺は馬鹿が世界を牛耳る構図をヒヤっとしながら閲覧する。馬鹿を決して侮れないな、それは自分に利益をもたらすからだ。