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サファイア・マン《面白い男編》〔130〕キャロルは籐に嵌っていてキャリーバッグとして籐製の小型運用ベッドを持っていたのです。ディスカウントショップで購入して、それはあくまでも持ち運びようでしたが家の低い子供用タンスの上に置いて赤ちゃんを寝かせます。ずっとここでもいいじゃないか?寝返りをするまでなら問題はない・・・とそう判断し赤ちゃんに粉ミルクを調合します。母乳が出たのは数週間ですぐに出なくなっていたのです。こんな状況にあっても子供たちはメイッパイはしゃぎ赤ん坊を回覧します。どの子供もわかっているのでしょう。お母さんの努力の結晶がここにあって、タンスが子供用で腰掛けることが出来るくらいに低かったため、みんなが時間あるたびに赤ちゃんを見に行くのです。そして母の替わりに来た父が、赤ちゃんの顔を見て即座に言うのです。この息子はユニークだ!!それに尽きる!!って。シゲルちゃんが帰宅してもそればかり連発するので、実際キャロルも恥ずかしくなる。父は同じ事を何度もいう癖があったのです。ユニークってことは美形ではないが万人に好かれるであろう・・・ということは誰にもわかります。気に入った外来語を何度も使う性癖はキャロにも遺伝したかもしれないし、今ブラジルに行くまでに成長した息子の最初の標榜となる^^ユ・ニークを懐かしく思い出すのです。