イエローダイヤ・マン《標榜編》〔162〕俺は昨夜最高のライバル関係を見て心が高揚した。瀬戸選手と萩野選手だ。水泳を幼い頃から一緒にやって来たその映像を観ながらそのあと、羽根田選手も登場で、この競技をニッポンに浸透させ、しかも海外で素地を構築していったフィロンティア精神に俺は参る。料理番組で兄弟出演があり、お父上も共演で羽根田家の温かさに感銘した。俺はこういうニッポンが持ちうる家族への思いやりや温度がこれからの社会を変えていくのでは?とそう思えてならない。家族の歴史開帳で、どうもニッポンは勘違いしているように思えてならない。北朝鮮に対する俺たちの気持ち・・・。もっとも大事なのは兄に対する暴挙であって、そこから始めるのが俺個人の手法だ。少なくとも人をあやめるという行為があったとき、そしてそれが家族に対してあったとき、核の脅威の前に思考のプリズムを合わせる必要性を感じてやまない。誰かを抹殺するという仕事は独裁者であっても許されない。そしてそこを追求することが第一関門になる。核をみんなが持っていて上だけで論議していてもおかしな話・・・。核を全く持てないニッポンや韓国が互いに何を優先順位として話すのか、そして国際社会の危機対応の統率だ。北がこれから春を迎える準備に入れるとするなら、上層部のケジメが必要になる。