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ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔186〕優等生よりキャロルが高い注目を置いていたのがユーモア子女で彼女はそういう点でいうと成績は芳しくなくそのことを、自分の中で真摯に考えていたグループ。しかし田舎の家にしては豪奢で応接豪華セットというものを生まれて初めて見るのです。大人用三人掛けソファの前に1人用椅子が二脚。その陣営を見て気分が高揚します。こんな場所にいつも腰を掛けているかと思いきや、これは大人が座わるものだと彼女は説明し、家の全部を見せて貰う時も、かなりシビアに今は留守の家人に遠慮するのです。これはお母さんの大事な鏡台とか、お父さんのロッキンチェアとか・・・。それぞれ大人が購入した物品でおいそれとは子供達に、ましてや外から来た者には見せても触らせてもよくない、彼女の様子からそう取れました。そのやり取りの最中にも彼女の個性が好きになってしまうのです。母がキャロルの友人を遊びに来させない理由も何だか飲み込めてここに思想の深窓もあるとそう開眼するのです。親に叱られるのも覚悟で家の様子の仔細を見せてくれたこと、この勇気の一端が見えたことで信用するのです。小人は恐らく大人を見て想像をするのです。その時、出すぎたマネをしないように子供は気配りをして大人世界を温存する。それが各家庭をレクチャーするという仕組みでした。