まだ、義父が存命中俺は清書してもらったことがあった。浄土真宗の布教士免状を持つ義父は字が綺麗で達筆だったからだ。このみっつが勤勉、努力、我慢で、俺の教育方針の三本の矢といってもいい。我慢しないと人生は開けないし、努力を怠ると窮地に追い込まれる、そして勤勉だ。学問を成しえた者を俺は尊敬するし一目も二目も置く。実力のある叩き上げの本当の弱さを俺は身を持って知った例かも知れず、一流でなくともいいのだ。高校教育だけでは足らず、やはり大学へ進ませるべきだとの信念を譲らない。だが、子供等には独自の拘りがそれぞれあって、その進捗状況を親があれこれ決定してしまうのも、ださい親になるのだろう。俺は素直という言葉も四番目に書いてもらい壁に提示した。素直であることで救われる例も多々あった。そして五番目に来るのが貯蓄だ。これをおざなりにしない人生をそれぞれが歩んだ結果がニッポンの経済大国路線になる。デルスカイしておこう。山本家の家訓である。