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サファイア・マン《かけがいのない男編》〔129〕母にとってはキャロルはたった一人の女の子・・・このまま家庭内で静かに暮らしていくと無難かなっていう目測はあって、それでもキャロルはそれに収まるわけがない!っていう心配も同時にあって、それかといって伯母のように子供の学力についてをがみがみ問い質すような小まめな処方は遣いません。彼女にはすべてがわかっていたのでは?と推測するのです。シゲルちゃんが戦争に全く関与がなかったそういう家に育ったということで、お父さんが出兵しなかった、食うものがなかった、そのひもじい恨みの矛先が軍人に向っていたということ、ここであれこれ説明しても彼にわからないし、それをわからせる必要なし!と母は思ったことでしょう。教育勅語を暗唱するようなお国柄ではあった当時、職業軍人家庭が本当にそれを唱えていたかが気になりますが生前、それを母に問うことはありません。残念でなりません。籠池問題が起こらなければ、こういったことにも無関心で、自分は本当に無頓着だったなあって思うのです。母達の感性の推移が歴史を推し量る上で貴重な資料になるからです。しかし自衛隊にいった兄がいたことでここもわかり易くなるし、母の妹が大阪にいると聴いたことがあります。美しい女性の中の女性だと母は話していました。訪ねてみたくなりますね♪