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サファイア・マン《面白い男編》〔128〕電話で話すだけですが伯母は小さい形式でもいいから結婚式が出来ないだろうか・・・とそう序盤でアドバイスをくれはしたもののキャロルはシゲルちゃんの本当の戦いをどこかで察知していたフシはあって、彼は独身であっても社会で出世コースから落ち零れるなどあってはならない・・・そういった強い信念があったのでは?と。しかしまだ三十一歳のキャピキャピキャロルです。相手の為に刺身と冷酒を購入して帰路につきます。母に入学式に出てもらう方が賢明なことに気が付きます。お腹はチクっと痛み完全に癒えてはいないんだなっていう自分をいたわる本能が目覚めてきます。子供達のことを最善に持っていくことよりももっと大事なのは自分の時間を持つことで、それは子供達と一緒にいて得られるのなら最高と決着します。家内工業のようなものだと芸術家や文人を定義付けます。自分に心のゆとりがあるだけでは作品は生まれてはこないのです。もちろん尋常ではいけません。突飛な発想を常に享受していく為に、母の言葉も同位でしょう。鋭い視線でシゲルちゃんと母の犬猿の仲を見守るのです。時代は脇田大佐が中佐だった頃から五十年を経過しようとしていました。