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ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔184〕砂の奥まで柱が埋め込まれているから桟敷は倒れないのか、それとも自分がそれを建物と認めているから倒れないのか、幼い頭は狂乱します。砂浜の中で凛々しく立つ海の家にキャロルは目を奪われここが砂浜の最果て、だからこそここが選ばれた?いいえ、違うかもしれません。海の家は余りに端っこでもいけないのだ・・・そこに決着します。みんなのセンターにあるべき海の家で、しかもアイスキャンデーやジュースがあって菓子類も売っていないと・・・。そしてシャワーは当時なかった記憶。それでも浮き輪や貝掘りスコップ類はすぐ歩いた場所に海水浴場の入り口にありました。東望道でバスから降りた人々はここを目指してきます。想い出は尽きないでしょう。そしてなんとこの海水浴場が当時キャロルの家の二階から見えるのです。ある時期で大きな建物が建って見えなくなるのですが、海に軸足を置くとすべてのものから解き放たれて開放感の瑠堝に巻かれてしまうし、泳ぐことが第一関門だとは思いません。ルポすることが大事で、泳げないでもいいんだ、砂浜から慣れていくことが大事だって。弟は真っ白い顔でよちよち歩いています。危なくて満ち潮のときは目を離せません。両親に説かれるまでもなく危険の範疇が段々わかってきていました。