ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔182〕伯母たちはずっと母をこう揶揄しながら影で攻撃してきた。どうしていい教育を受けながらその伝統を受け継ぐことが出来なかったの?そういえば伯母の教えこそが森友学園にそっくりです。困ったときには助け合いとか胸を抉ってくるし、母も実はその教育で育てられた兆本人でしょう。しかしリズムはそうでも結局そういう思想で来た者たちは大敗を喫した。その結果が及ぼす甚大さにその頃まだ幼子は気が付いていません。両親が教育者でその範疇にいて物事の決定を怠らない限り人生では何とかいける!って。いいえ、むしろもっと冒険的だったかもしれません。若草物語です。キャロルの心を射止めたの本の存在は大きくて、屈することなく臆することなく自分の意見を堂々と述べる素地を作ることがやがて自分を自立へと導くことになる・・・日の目を見ることになる、おぼろげながら意識し思っていました。父を見ていると、自分の存在を周囲にわかってもらいたい一心で動いているように見えてならなかった。父にとっての先決は、敗戦を真摯に受け止めること。それがわかっていてもどうしようもないジレンマに陥る気持ち・・・今になってようやく把握出来ますが、当時はそう簡単に見えては来ません。ただ、印象にあるのは満ち潮になったとき赤ん坊は生まれるのよ!!と母が唐突にも言ったことでした。