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デュエット・・・なんといういい妙味、しかも何と言う幅のある言葉だろう。例えばあの曲もきっと二人で歌えば華になる。あ~る日突然二人黙るの~そして次のフレーズを男が歌う。この瞬間にもデュエットの芳香こそはふわ~~っと舞い降りてきて我々の世代を優しくいざなう。いや、我々の世代のみではなく新世紀に生まれた者たちをも虜にするし、学生街の喫茶店も佳かった。確かガロというグループだった。親友は次の歌に嵌っていてそれにキャロルも強い感化を受けた。綺麗なコケティシュ女性だった。二十二歳の別れだ。この歌みたいに恋を失ったけれど、歌を聴くたび、あの頃に戻れる、あの頃の自分の純粋さを思い出して、なんだか悲しいけど初々しい自分に戻ってしまい嬉しくなるって。確かに時は止まらない。容赦もなく難題を突きつけて来る。しかし失恋というのはむしろ・・・時が止まった状態なのだ。だからこそ音楽が鼓動を始める。今ある音楽シーンの数倍の威力はあった当時こそ破竹の勢いと称すべきで、下駄を鳴らして奴が・・・のかまやつさんは最初は吉田拓郎さん曰く、気に入ってはいなかったという。その生生しい吐露には参る。かまやつさんは歌うたびに馴染んでいってそして感謝も芽生えていったのだろう。久し振りの拓郎秘話にじ~んとなったのだ。