エメラルド・ウーマン《深窓の令嬢ダブリュー編》〔18〕おとぎの部屋グループと知り合い、幼児絵本の開発者との巡り会いが里子の脳を主役活発にしていくのです。このグループは何をその本によって会得するのか、それぞれ違うという観点に立って押し付け撤廃に徹底していてそこが里子の焦点との遭遇をあらたかにしていったのです。なぜか?普通のボランティア意識では人々を動かせない時代〔酷竜の時代〕に突入していたのです。いい暮らしの出来るものはどんどん自前のケーブルで利益を得、しかし下働きの者たちは自分を酷使し過ぎてどんどん倒れていったのです。そういう格差の鬩ぎにいるもの達への配慮が里子には稀有の計らいに思えたし、もしもニッポンが貢献出来るのならそういった分野だと探りを入れていたこともあって、食糧難から難民を救ったあとのカリキュラムが世界各国に課せられた任務だったのです。彼らへの教育が一極集中したり、無差別混乱を招いてはいけない、持つべき信念とは世界各国共通事項として何に照準を当てていくのか?恐らくみんなが助けたくない気持ちに陥ることこそが地球危機を未来予知していて、絵本グループは重要な任務を包括していたのです。