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ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔181〕本当に心を込めてしたためて投函しているまさお君への手紙ですが、相手から全く返事もないのも致し方ないな・・・ていう諦めが何から発生しているか吟味すると意外な答えが沸いてきます。彼は手紙を書くような人ではない。そのキメツケが自分の中で大きく支配をしていることが残念で、まさお君は・・・と自分なりの訂正を入れます。彼は思っている。手紙を書かないでも自分のことをキャロルにわかってもらえている・・・とそう位置付けます。そしてそれよりも驚くべきは両親でキャロルを腫れものにでも触るかのように接する。居所も告げず半年もいなくなったからでしょう。父など翌年の成人式のことを今か今かと名残惜しそうに話す始末で、その成人式までにキャロルの気持ちが変わって家にいるかもしれないのに出て行くもの・・・とそう思い込んでいるのです。人間が約束を守る人種であることが明らかになるし、キャロルは自分はまさお君のもとに行くことは90パーセントそうだけど百パーセントではない。そのことを言うのも何だか無責任のようで言えなかった。堂々と家から解放される第一の壁は突破したのです。自分は将来、こういった分野に進みたいその第二希望であった本の業界をウォッチャーする機会の二度目を得て、そのポジションを大事に大事にしたい!って思ったのです。