イエローダイヤ・マン《標榜編》〔119〕グリーンという色を一色持ってくるだけで、すべての小鉢が晴れるというがその効能こそはミモノ。まずは枝豆だという。煮物にこの一品が、或いはお浸しにこの緑。これまでの意識から開放され野菜生活が時間を刻み始めてナチュラルに生きることが優先順位のトップにあるべき。このグリーンとかけ離れた時点で人類は終末時計を刻み始めることはいわずもがな。ファミリーマートがもともとこのグリーンを基調にしていたこともあって、本のカバー無料サービスなどを始めれば他を突き放すだろうし、なぜ?本の栞だが又、復活の兆しを見せ始める。文房具は実はニッポンの宝なのだ。文化を丁重に扱えない国民なら、オリンピックも騒々しいだけで終わってしまいかねない。文化は国をリードしなければならない。昨日で恐らく、1956年生まれの者達の栄華も青春もピリオドを打ったのだ。もはや戦後ではない、太陽族、そしてもうひとつこの年には流行語があった、一億総白痴化だ。彼が完全に消え去ることで、それだけは免れたい。みっつの流行語は時代を網羅し反映していて、俺は自分の仕事に誇りを見出す。ナマハンカな気持ちでは何事も成し得ない。俺はトップを目指す。しかも政治家ではない、トップバリュアーだ。