そういえば?脇田大佐はブリザードという語句を思い出す。厳しい極寒の地でクレバスに落ち込まないようにしなければ・・・そこは恐ろしい暗闇で誰の目にも触れない。落ちないように徹底的に自分の気持ちを引き締めていなければ。そもそもこんなに寒い原野で暮らす人々の精神力の強さ・・・そこを思うと九州人はどこかオヤジ風・・・呑気で先週放送分の、タクシー代を支払う引き換えに家まで来てもいい番組を見て、その鹿児島編を見ながら脇田大佐は固唾を飲み込む。妻の了承が得られず旦那が玄関で立ち往生する場面。いかにも鹿児島女だ。その恐ろしい一面を見たようで脇田大佐は茫然となる。自分も妻が第一だった。怖かった。彼女は留守を守り、常に家族の先頭。眩しかった。彼女の意向がイッチバンだった。そんな俺がなんでみんなを引率してあのシブヤン海戦に?大きなオッキナ疑問符だ。そして百条委員会に掛けられるべきは俺自身なのかも?と。ほな大佐喜一郎定食お願いします。鹿児島の 女の強さ 無敵かな〔筋が通らないことにイエスはない、霧笛が掛かる、強さはこわさとオン〕