イエローダイヤ・マン《標榜編》〔90〕俺には物語がない。そこが不十分では人生が闊達としてこないし、かといって自分が犠牲になって物語を編みたいとは思わない。リスクがあるからだ。しかし逆にいえば、俺に不安がないからそういう観点に行き付くのかも?と逆にも捉えたりする。つまり・・・俺は自分の年金が若いうち確定したことで、目に見えない敷居を仲間に向けて作っている、俺のラッキーはもう仲間たちには確率低くて、俺の金額を超える者は同窓にはいない。小学校時学年児童の中での話だ。しかし理想をもっと上げて考えれば高校の出身生全員を超える!!そういったバーもあるのだ。しかし俺はそこまでのハイレベルを自分に課したくはない。平凡の草鞋をどこかで履いていたいしそれだけは死守したいと思う。利潤を得る為に一極集中して学習し今のポストを奪取した。これから危ないことに関わることはない。むろん俺の理想が許さない。ブラックフライデイのあとはプレミアムフライデイ!!そこを綺麗に説明し凡例を上げれば俺の仕事は完結だ。・・・しかし後味は完璧ではない。俺の中であの映像が立ち上がる。腕の周りを測っている数値が蘇る。ユニセフのあの赤子の映像が俺の中でどうやっても消えないのだ。