イエローダイヤ・マン《標榜編》〔87〕フシギなもので、すべてが揃いつつも母が懸念しているのが偶然の一致で商売にはそういうのがあるのでは?と俺に訊いてくる。世の中を動かしている風のようなもので、そこまで気が付いているとは・・・と俺は母を度外視していた自分を反省する。時代を動かす風を取り込む工夫をいっているし、それがそれぞれにあるということで、俺に吹いてくる風と母に吹いてくる風は全然違う!!と思ったらそこで大失敗をやらかす感じは否めない。俺たちはこの母親たちの緻密な感性によって育てられたのだ。母が思うところにある成功なら俺も関与はあるし、それは金銭的利益のみではなく思想の解明が大きく関与してくる。トランプ勝利のとき俺は一旦、リベラルが堕ちてそこがボックスの真底だと評価したが一回堕ちたことがこれからをわかり易くする。アメリカとニッポン。そこには他の国が入り込めない大親友の部位があって、そこをトランプは見事に突いてきて我々に提示した。アメリカがもしも攻撃されたとしてもニッポンは何もしてはくれない!って。その断言は今とても軽く聞こえる。我々が積んできた民主主義の総決算を彼は求めている。臆せず語ろう!!我々は地球を代表する民族なのだ。