今週の絶対価格をしたためる場面だがまず映画代はシルバー割引で1100円で観れたことは嬉しかった。絶対価格でファオローしとこう。しかし全席指定席で、俺は自分が選んだ場所に座っても中々落ち着かない。トイレに行きたかったが、それによって大事な場面を逃がしては?と中々席を立てず苦悶した。それに俺はお茶を家から持参していったが、それでも足りず、とうとう十年ぶり自動販売機の世話になる。140円出して香るブラックだ。途中から入館出来ず一時間近く待ったのだ。そして遂に海賊とよばれた男を観る。俺は世界の経営者を見て出光佐三の上に来る人物はいないとそう思っているが佐三は上背があったと聞いている。ちょっとそこが残念だった。むしろ堤真一が佐三を演じるべきだっただろう。お金を融資したとされる近藤正臣演じる人物を描くのが浅すぎて、本の感動の半分しか満足は得られず百点満点で50点の採点だ。出光佐三は自分の儲けよりも、国民の利益を重んじた人物で俺は益々ファンになった。そしてグローバル化も佐三の前では単なる腰くだけに終わるしかない。純国産企業!!俺達が失った重大なものをこの映画は教えてくれる。みんなに見て欲しいしニッポンの原点がここにはある。