俺が最も立場を失くしてくやしかったのは弟の前であやつがイケシャーシャーのたまったことだった。百万円という札束生まれて一回も触ったことないの・・・・。そして俯く。この辺の演技力だ・・・。弟はすぐさま俺を観て本当?銀行員の妻でも触ったことない?ああ。俺はそう答えるのがやっとこさ。なんでこうもキャロルには配慮というものが皆無なのだろう。しかも、この話は来年にしましょう!!と俺と弟が固い握手を交わしているのにまだ、ゴチャゴチャ言っているのだ。なんで来年??なんでやねん??って。キャロルは即金主義になっている。これなら交渉ごとは上手くいくはずはない。まずは他の地権者だ。裏の地権者は百坪あってそこにまず交渉に不動産に行かせて、それがダメだったときに個別交渉だ。俺と一緒に交渉を進めるといってくれた弟の目がカワイイ!!男同士でもカワイイはあることに気が付く瞬間だった。デルスカイしておこう。男同士の投げキッスだ。