片淵町の経済短大を卒業した彼は夜学にいったようで、家を出ていたキャロルはわからないが高校二年のときと、その短大時の二回父が市会議員選挙と県会議員選挙に出たことが最も自分の人生を狂わせた!!と昨日もシゲルちゃんを前に熱弁する。それに我々は滅弁になる・・・これ新語ね?言葉失くすることだ。彼はシャイなのだ。男と女が替わっていたら良かった・・というくらいに世間というものを気にする。キャロルは家族がほとんど選挙に立候補反対することを最近になってわかるようになる。橋下さんが行列復帰のときだ。そのとき、感動のシーンがあった。奥様がお手紙を橋下氏に送ってらしたのだ。選挙に出るのはもちろん反対しました・・・と。ああ、常識のある人々ってそうなんだ、との思い。父の場合確かに異様であった。市会議員に落ちて県会議員への挑戦。しかしキャロルは娘として応援した。そして弟は脇田大佐の妻キミの写真、ひとりで写るまだ、三十代の頃・・・かなあ。それを大事に持っていた。そのことがキャロルを感動させた。ニッポンの誰よりも彼が最先端にいること、そこに気が付くのだ。もてるマジネスマンの法則・・・どんなに時代が緊張しても、中弛み状態になっても、最先端の持つ意味はひとつ、熱いということだ