今日は弟との一回目の交渉に入るということで気が引き締まる。余りにキャロルの言い分を聴かない弟なら、競売に掛けたほうがより安全に売ることが出来るかも?ってバンカーとしての的確なアドバイスが有り難い。こっちはお金を欲しいと急いではいないからだ。しかし弟は財産があっては生活保護が受けられないという一点は大きくて、その売却益もきちんと申告して、どうしても職が見つからないとき、行政にお願いするという立場だろう。その彼を見て思い出すのは両親が亡くなったら、シニモノグルイで頑張ると発言した言葉だ。この2年・・・着実に生活してきたことでもわかる。2年になるのは来年二月だが、シゲルちゃんもよくここまで弟がもたせたなあって感心するのだ。ニートの辛さがここにはある。なぜなら苦労をほとんどしてきてないという観点で、これではニート共和国の設立も危ない。家を売らずに何か方策が立てばそれが最もいい。シゲルちゃんもそこは強調する。売却に詳しいシゲルちゃんが言うのは遺言書あっても七割もらえればいい方だという。遺言書百パーセントではないらしい。