ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔164〕オーナー夫妻はキャロルと食事に行きたい!と提案しますが、家の許可がいるから訊いてきてくれない?って了承が必要なことを強調します。二十歳になってなかったからです。確かに自分ではしっかりして良家のお嬢さん気取りではいたもののヤンキーキッズでしかなかったのでしょう。まさお君にいうと嫌な顔をされるのです。なんで自分だけいくわけ?招待されたってのが君だけってのがアタマにくる・・・ってぼやく。アタマが悪いニッポン人をこうケサボイしておきましょう。和タマです。それもキャロルは奥様の天にも昇ったかのようなセリフが気に掛かって仕方なく、こう言われたのです。そこにいくと本州へ繋がる海があって、夜景がきれいで、お食事していてもまるでユメのようなの!!門司っていう場所なのよ~キャロルは家族を説得するにはおばさんを落とすことが最も有効なことがわかっている、そこで、おじさんに振るのです。おじさんはいいじゃないか?いってこいよ!って。はい!!と答えてにんまりします。その頃の妻は夫のいうことには百パーセント従うし顔で従い奥では離反っていうグループの四文字熟語も覚えておきましょう。おばさんは従っているのに奥では離反しているグループだったかもしれません。キャロルが行くことを決めたのにおじさんに質疑をしているのです。