俺の凱旋ことオレガイはここに決まった。あいつが考え抜いた結果だった。やはり忙しい人々が真っ先に見るのは最新だからそういった意味で俺が嬉しいのいえるがそれは逆に責任もあることが背筋ドンピシャに繋がる。俺がノーということは必ずノーだし、それを左右されることもない。幾分、杞憂は希有にはなっただろう?つまり俺は時間差迎合が出来る人間だということだ。人間、場合によりけりで、いつまでも、自分の殻の中の認識で作動ばかりではよくない。俺は頭取からこう言われた男・・・・山本君は僕を三回裏切った・・・トホウもないセリフだがこういう俺なのだ。男尊女卑ではなく俺は能力のない行員を徹底的にしごき叱咤激励したが現代バンカーの世界では受け容れは不可能だったということで譴責処分受けるくらいに激しい行員であり上司だったということ、みんなのこころの片隅に留めておいてくれればいい。デルスカイしておこう、頭取発動だ。